体験例

研修体験例

ヨーガ研修会と共鳴力

石川彰信私はヨーガ研修会に年に1~2日程度しか休まず3年近く参加していますが、自分でも最初のうちはどうして続けられているのか、それがよく分かりませんでした。でもある時私は気づいたのです。

それは何年か前に体験した事で合点がいきました。私は当時少しでも多くの本を読みたかったのですが、時間がないので速く読む事で解決できるのではと考えました。そこで1泊2日、24時間の速読法初級研修コースで学ぶ事にしました。その研修会では10ステージのカリュクラムが設定されていて、私は最初のステージで1分間何字読めるかのテストを受けました。820文字読む事が出来ました。そして5ステージで3,150文字、2日目最後のステージではなんと最大13,200文字読む事が出来ました。16倍速です。この時の60名の研修生の平均値が19倍速でした。なぜこんなに速く読む事が出来たのでしょう、それにはちゃんとした理由があったのです。それは教えていただいた先生の指導とカリキュラムが優れていたのと同時に、60人の同じ目的意識をもつ研修生と一緒に同じ講義を受け、同じカリキュラムを消化する事で、その共同行為による共鳴力が発生したからです。つまり皆と共に一所懸命にやり遂げようとする意識が共鳴力となり、ここまで大きく変えたのでした。

月3回参加させて頂いているヨーガ研修会もこの体験と同じです。毎回30人程の研修受講者は、体系的指導法に基づいた師範の素晴らしい指導と、研修受講者全員による共鳴力によって、想像以上のヨーガの実践を体験していると思います。私は共鳴力のすごさは理解しています。自宅で自分ひとり実践しているヨーガと研修会でのヨーガとはその集中力と実践の有り様が全然違います。師範と多くの研修受講者の中での自分が共に共鳴して、より一層力強いヨーガを実践しているという事を実感します。またヨーガによって姿勢が良くなったという見て変化が分かる顕在化された事がらとは別に、内臓、脳、自律神経など目に見えない潜在化されている能力が大きく向上しているのではないかと思い、研修会での受講のたびに、そのやり遂げた満足感を感じています。

研修会でのこの皆さんと一緒にやり遂げた満足感が研修会参加継続の最大の要因であると思っています。きっと今後もやり続けていくでしょう。皆さん、今後ともご指導よろしくお願いいたします。

2013年2月17日 なにわ大阪研修会

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