日本ヨーガ光麗会
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■ 番場裕之新会長就任と番場一雄師一般研修会指導活動休止のお知らせ
2003年3月29日の全国支部長会議にて、番場一雄会長が会長職を辞任し、番場裕之総本部長が新会長に就任することが全会一致で承認されました。
伴いまして、研修会日程の講師予定日も変更され、名誉会長の予定日は全国的に大体、新会長 番場裕之の指導日となります。

番場一雄名誉会長の言葉

日本ヨーガ光麗会会員の皆様へ

 日本ヨーガ光麗会発足以来、30周年を経て、昨年は第24回光麗祭にて、日本のヨーガの祖師であり、日本ヨーガ光麗会の創設者であられた、佐保田鶴治祖師の17回忌法要を盛大に執り行うことができました。同時に、これは今後の日本のヨーガを真剣に考慮した場合、大いなる転換点でありました。
 3月29日(土)に今までの規模を越える、全国支部長会議を開催し、祖師肖像画を旧総本部にあたる比叡山・双樹庵に設置し、新制日本ヨーガ光麗会の新体制作りを調えてまいりました。その一環として、長年努めてまいりました、会長職を辞任し、総本部長である番場裕之に依託することを支部長会議で全会一致で承認頂くことができましたことをご報告致します。今後、私は名誉会長として、一歩退いた形でのより客観的な立場で、日本のヨーガの今後を想い、今までとは異なった形での雄弘としての使命を果たしていくことを決心致しました。
 折しも、支部長会議で有意義な交流と共に、新世代の役員の皆様方主導の新体制ができあがりつつある胎動を感じ、従来のような、私ひとりによるリーダーシップによって、日本ヨーガ光麗会を牽引していくことが、今後の日本のヨーガの本質的な方向性であろうかと思いつつあるとき、ある啓示を受けました。それは、「今までのように、自らがすべての指導と判断するべきではない。全国のより強力な協調関係と協賛関係を作り上げ、今まで以上の新役員と新組織への信頼をもとに、敢えて地区研修会、研究会、大千会総会での指導を控え、今後の雄弘ヨーガを担う皆様方に一任すべきである」という内容でした。中途半端に関与することで、各組織の活動が制限されるのを防ぎ、総本部指導のもと、最大限役員方の自立性を大切にして、支部運営などを行って欲しいと考えたのです。
 従いまして、今後はある程度の時間をおきつつ、新体制が成熟していくのを見守りながら、今までとは違った形で、瑜祗雄弘としての役割を果たせるよう、著作活動、雄弘ヨーガセラピー、特別研修会、指導者養成、光麗祭といったかたちで、会員の皆様とともにヨーガを行っていきたく思います。
 特に支部長をはじめ支部役員の方々は、以上の趣旨に御賛同の上、ご協力頂けるように宜しく御願いいたします。

合掌        2003年4月15日

日本ヨーガ光麗会名誉会長 番場一雄


番場裕之新会長就任のご挨拶

日本ヨーガ光麗会会員の皆様へ

 日本ヨーガ光麗会発足31年目を迎え、佐保田鶴治祖師の時代とは大きくことなる社会情勢とヨーガに対する期待が感じられるようになってきました。これらはすべて祖師はいうまでもなく、番場一雄名誉会長も予期されてきました。そして21世紀に入り、そうした状況に俊敏にこたえられる体制を創り上げようと、番場一雄名誉会長の一念発起により、4月1日付けで会長をはじめとする大規模な役員人事の変更を行い、未来に向かって発展すべき雄弘ヨーガの社会性に対応するために新たなスタートを切る運びとなりました。
 今回こうした形で私が日本ヨーガ光麗会の舵取りを任せられるにあたって、祖師以来の雄弘ヨーガの血脈を絶やすことなく、今まで培われてきた雄弘ヨーガの財産をさらに多くの方々に触れていただくために、更に大きく展開してゆきたく思います。
 私は、会長就任にあたり、大きな二つのことを誓願として立てました。一つは佐保田先生のいわれる「雄弘サット・サンガ」の実現です。雄弘ヨーガの実践を通じて、「ヨーガを行ずる人の理想の姿」に一歩でも近づけるような人格的充実によって、明るく愉しい研修会を創成できるように、又、会員同士の横のつながりの充実と講師陣と信頼のある縦の関係を総合的に組み上げ、その場に居るだけで癒される場を創り上げていきたいのです。そのためにも、全人格的形成を促すヨーガの実践について、普段の研修会からこの点を強く意識し、身心両面の即効的な変革を導く「雄弘ヨーガセラピー」も名誉会長とともに更に力を入れ、身心共にヨーガのさまたげとなる自己流の実践に陥らないために「信をもって正しく繰り返し修習」できるように最善を尽くしていきたく思います。
 もう一つは雄弘ヨーガを社会に伝えていって頂くための専任講師の養成です。雄弘ヨーガの教えが偉大であるだけに、往々にして理解し難かったり、その真髄に触れられず、表面的な実践テクニックに埋没しがちな傾向を払拭し、技術のみの浅薄なものになりがちな部分を大きく変換させるための指導者養成を計画しています。特に、本部・支部研修会の講師の方々には最優先で養成を行っていくことと致します。
 そのために、雄弘ヨーガの原点を見つめ直し、そこに必要なのは、「雄弘ヨーガを雄弘ヨーガたらしめている感性」の養成が急務であると考えます。この感性が充実したときに真の指導者になることが出来るものと思います。人格的な充実や各自雄弘としての自覚、こういったファクターを経て、雄弘ヨーガを真に担うことの出来る指導者が完成していくものと考えています。今後は、雄弘ヨーガ講師として、人格的にも実践時にも指導者としても高レベルでオーバーラップするような優秀な専任講師陣をできるだけ多く全国に展開させ、自信をもって正しく雄弘ヨーガを指導できる方々を創り上げる努力をしていきたいと思います。 
 こうした誓願を成就すべく、今までの番場一雄名誉会長の功績に恥じないように、役員一同、本部・支部運営と共に実践指導を充実させ、更に昇華した雄弘ヨーガの真理にふさわしい姿に日本ヨーガ光麗会が成長するために、名誉会長のお力をおかりしつつ、名誉会長と一体となって精進致しますので、どうぞ宜しく御願い致します。

合掌        2003年5月15日

日本ヨーガ光麗会会長 番場裕之


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