体験例

研修体験例

身体だけでなく、心も軽くなる、これはとても大きな魅力です

加藤香織十年前、職場でパソコンをしていてふと立ち上がった時、腰に激痛が走りました。
その後、整形に通い、リハビリの日々。その最中に子供を授かりました。妊娠中、お腹の重みと共に痛みが増し、痛みをこらえて横になっているしかない日々が長い期間続きました。そのせいで、下肢筋力を著しく衰えさせることになってしまったのです。

何とか出産できたものの、直後から腰痛がひどく、それに加えて、様々な身体症状が出始めました。痛みに加え、身体が思うようにならないストレス。
身体と一緒に、心のバランスもどんどん乱れていきました。話すことも、食べることも、眠ることも出来ず、自分の中から自分が抜けて無くなってしまう感覚に襲われました。
「私このまま死んでしまう」・・・・・そんな体験をしました。

それから周囲の手を借りて、ひょろひょろの母親の育児がスタートします。
思い描いた育児は何一つできませんでした。身体が思うように動かず、すぐに疲れ、寝込んでばかり。
その度に、自分を責めて落ち込むことの繰り返しでした。自分の体がどうなっているのか把握できずにいましたし、周りからも理解されませんでした。
何が起きているかわからない、どうしていいのか術がない状態というのはとても不安で、苦しいものでした。

出産後、腰は椎間板ヘルニアと診断はついたものの、それが症状のすべてではありませんでしたし、様々な治療も効果的ではありませんでした。
自分の体に何が起きているのか、どうすればいいのか、説明のつく医者にも、薬にも、治療にも出会えませんでした。

そして、しばらくした頃、しびれた足で階段を踏み外し、腰を骨折。
赤ちゃんを抱くことすらできなくなり、絶望しました。
その時から、今度は喘息を発症します。
腰が痛くて全身に力が入らない、胸は閉じて呼吸は苦しい、そして止まらない咳。
生きていることが辛くてたまらない状態でした。もはや、当たり前の生理的欲求を満たすことさえ、困難な生活になっていました。

そんな体験の後、知人から雄弘ヨーガを紹介されました。
でも、その頃の私にとっては、二時間の教室は長く、しんどくて、途中でふらふらになり、寝てしまいそうになっていました。
それでも、何とか健康になりたいという思いで細々と続け、数年たった頃には、腰痛もかなり緩和し、もっと積極的にヨーガを学ぼうという気持ちになって来ました。
そして、更に経つと、喘息発作もかなり起こりにくくなって来ました。これは、ヨーガのおかげなのだと実感できて、いよいよ私にとって、ヨーガの無い生活が考えられなくなっていました。

そして、『瑜伽観音行』という1000日行のプログラムに入りました。
9年間、様々な身体症状に苦しみ、自信をなくし、諦めていた身体は、日々のヨーガ実践でよみがえりました。
姿勢が良くなり、閉じていた胸も前より開いてきました。坐骨も立ち、ふらふらだった足の踏ん張りも強くなり、O脚だった足がまっすぐになって来ました。
食事が美味しく、よく食べ、よく眠り、心が乱れにくくなりました。すぐに疲れて、寝込んでいたのが嘘のように、今では少しの休息で、元に戻る力がつきました。
顔色がよく、生き生きとしていると、会う人会う人に言われるようになり、周囲が私の変化に驚いています。

薬や処置などでなく、ヨーガ実践をする自分の力で、身体に流れを起こし、元気になっていけるということが、何よりの自信と喜びになり、更なる元気の秘訣になっています。身体だけでなく、心も軽くなる、これはとても大きな魅力です。
自分に諦めることなく、日々実践することで、どんな人でも変われます。それが、雄弘ヨーガの実践です。

こんな私にも出来たのですから、皆さんにもきっとできます。
人生が変わる、このヨーガを沢山の方に味わっていただけると嬉しいです。

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