お知らせ

お知らせ

あれから三年が経った。

三年前の今日、私は名古屋でヨーガの指導中に大きく揺れた。そうとう驚いたものの、こんな大事が起こったとは思いもおよばなかった。

その一年後、少しでも犠牲になられた方の供養になればと思い、石巻、女川、南三陸の被災地に足を向けた。どこも大変な状態だった。その後がれきはとりのぞかれたとはいうものの、復興にはほど遠いと、多くメディアで取り上げられている。放射能の心配もの消え去ることはなく、故郷に戻れない方々も多い。

あらたて自分の無力さを感じている。せめて出来るだけのことをさせて頂こう。
雄弘ヨーガでは、「ヨーガによる功徳の廻向」を旗印に、人に近いヨーガを行いたい、このようにあらためて思った。

~石巻・女川・南三陸 (84)

写真は石巻市立大川小学校校庭にがれきのように転がっていた聖観音菩薩の台座。
「幸せへの祈りをこめて」が妙に悲しかったのを覚えている。

「念念従心起。念念不離心。」
全員がこころにとめ続け、決して風化することなく、一日も早く復興という彼岸に至ることを、こころから念じてやまない。

                合掌

石巻で『般若心経』を梵語読誦(2012年3月21日)
廻し向ける(2012年3月11日)
東日本大震災から1年(2012年3月11日)

2月15日の雄弘ヨーガ大阪土曜研修会は、大雪によって講師の出講ができないため、休講となりました

雄弘瑜伽大学

かつて、佐保田鶴治祖師、番場一雄先代雄弘師の時代にはじめられたヨーガの実践と思想の高次元の融合を目指すための研究会。研修会や研究会では補いきれない領域を扱う勉強会です。
来年は、第4~6回目を開講予定で、名古屋と大阪で開催することになり、さらに参加しやすく致しました。会員の方であれば、どなたでも参加することができます。どちらに出席して頂いても、両方出席して頂いても結構です。

【名古屋】
日時:2月9日(日) 11時~16時(2回目以降は6月29日,9月7日の予定)
会場:名古屋市中小企業振興会館(通称・吹上ホール)第10会議室
地下鉄 市営地下鉄桜通線「吹上駅」5番出口 徒歩5分
会場の詳細はこちらへ→吹上ホール地図
※出席を希望する方は、会費とともに支部長までお申し出ください。
〆切は開催の1ヶ月前までです。
※昼は軽食のおにぎりを用意しています。飲物その他は、ご持参ください。

【大阪】
日時:2月22日(土) 12時~16時(2回目以降は6月1日,9月13日の予定)
会場:大阪市内「ホテルアウィーナ大阪」 3階桔梗の間
地下鉄 谷町九丁目駅より(徒歩)約8分 上本町駅 14番出口より(徒歩)約3分
会場の詳細はこちらへ→アウィーナ大阪地図
※出席を希望する方は、会費とともに支部長までお申し出ください。
〆切は開催の1ヶ月前までです。
※軽食等の設定はありません。適宜ご持参ください。

○ 題字は真言宗御室派の大僧正・周藤苔仙上人

埼玉・上尾 雄弘ヨーガの会(午前の部)の研修時間が変更となります。

4月23日以降、しばらくの間、午前の部の研修時間は 9:00~10:30 となります。
お間違いのないようにご確認下さい。
→埼玉・上尾 雄弘ヨーガの会(初級クラス)

新年、あけましておめでとうございます。
本年も宜しく御願い申し上げます。

一息息災

 

 

 

「ひといきは万事の大事。息災へと誘う要である。」

いのちの鼓動を象徴する「いき(息)」。これは、私たちすべての行動、思考、作法におおきく影響を与えるものです。「いき」にゆとりがあるだけで、こころはゆたかになります。そのひと息を常に大事と心得て、息が乱れないようにこころ掛けることで、日々の生活を軽快で爽快なものとしてくれるでしょう。

「息災」とは、もともとは仏教用語で、「息」には①いき(呼吸)という意味と②静まること、やすらぎ、寂静などの意味があります。「災」は厄いや災難に遭遇することです。息災という場合は、ほとけや人知を越えた大きな力によって、苦厄、災難から逃れ、安らぎに至るという意味があります。

日頃より「いき」を大切に調えることで、こころにゆとりが生まれます。それはすなわち、苦厄災難から距離をとるための要となるものです。

あたらしい年を迎え、「一息息災」の実践によって、みなさまがからだは健やかに、こころはゆたかで一年を過ごせますように祈念したいと思います。

平成二十六年 甲午正月元旦

番場裕之

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